GUIDE · 年末調整

紙の年末調整書類を、
AI-OCRでデータ化する進め方

手入力 → 読み取り+確認

年末調整の時期に届く紙の申告書を、AI-OCRで読み取り、給与ソフトに取り込める形にするまでの進め方を整理しました。特定のお客さまの事例ではなく、準備の段取りをまとめた手引きです。

年末に届く、紙の年末調整の申告書の束

1枚ずつ見て入力する

読み取って、確認だけ

保険料を契約ごとに拾う

契約ごとに読み取り、証明書と照合

顧問先ごとに別のやり方

手順は1つ、出力の形式だけ切り替え

Before
紙の申告書1枚ずつ入力見直し
After
AI-OCR確認給与ソフトへ

減ったこと:手入力/入力ミスの見直し

集めるAIが読む人が確認CSVで取り込む

1. 年末調整の書類で、手間がかかるところ

紙の申告書が束で届く

手書きの扶養控除等申告書・保険料控除申告書と、保険会社から届く控除証明書がまとめて届きます。1枚ずつ見ながら、給与ソフトに入力しています。

保険料の欄が細かい

生命・介護医療・個人年金・地震保険料を、保険会社名・新旧の区分・金額まで契約ごとに拾います。入力したあとの見直しにも時間がかかります。

給与ソフトが顧問先ごとに違う

給与ソフトに付いた読み取り機能は、そのソフトを使うことが前提です。顧問先ごとにソフトが違うと、やり方も顧問先の数だけ覚えることになります。

2. AI-OCRで読み取れる書類と項目

扶養控除等申告書

配偶者・扶養親族・16歳未満の扶養親族の氏名・続柄・生年月日などを読み取ります。

保険料控除申告書

生命・介護医療・個人年金・地震保険料の欄を、契約ごとに読み取ります。保険会社名は公的な一覧と照らし合わせます。

控除証明書

保険会社から届く、印字された生命保険料・地震保険料の控除証明書を読み取ります。

※ マイナンバー(個人番号)の欄は読み取らず、保存もしません。CSVにも含めません。

3. 読み取りからCSVまでの流れ

1

スキャン・撮影

PDFでも、スマホで撮った写真でもかまいません。何人分かをまとめてスキャンしたPDFでも使えます。

2

AIが読み取る

1人分ずつに振り分けて読み取ります。裏面の説明ページは読み取りの対象から外します。

3

人が確認する

AIは同じ書類を2回読み取って、結果を照らし合わせます。結果が違った箇所など、確かめが必要なところだけが目立って表示されます。確認が済むまでCSVは出ません。

4

CSVで取り込む

お使いの給与ソフトの取込形式に合わせたCSVを出し、給与ソフトに取り込みます。

AI-OCRは読み取りの精度で比べられがちですが、年末調整で手戻りが起きやすいのは「読み取ったあと」です。次の4つを先に決めておくと、書類が届いてから慌てずに済みます。

4. 始める前に決めておくこと

給与ソフトの取込形式を先に確かめる

給与ソフトごとに、取り込めるCSVの項目や並び順は違います。お使いの給与ソフトの名前と取込の手順を先に確かめ、その形に合わせてCSVを出すようにします。給与ソフトを乗り換える必要はありません。

書類の集め方を決める

紙をまとめてスキャンするのか、スマホで撮るのか。何人分かをまとめた1つのPDFでも、1人分ずつに振り分けて読み取れます。集め方を先に決めておくと、取りこぼしに気づきやすくなります。

誰が確認するかを決める

AI-OCRは全部を自動にするものではありません。確かめが必要な箇所が目立って表示されるので、そこを紙と見比べて確認する担当を決めておきます。確認が済むまでCSVは出ないので、確かめていないデータが給与ソフトに入ることはありません。

個人情報の扱いを確かめる

マイナンバーの欄は読み取らず、保存もしません。読み取った画像と結果は、保管期限が過ぎると自動で削除されます。社内や顧問先への説明に使えるよう、扱いを先に確かめておきます。

5. つまずきやすいところ

手書きの読みにくい字

手書きの申告書にも対応していますが、読み取りがあいまいな箇所は「確認が必要」と表示されます。紙と見比べて直してから進めます。

申告書と証明書の金額が違う

申告書の金額と控除証明書の金額が一致しないときは「念のため確認」と表示されます。CSVには申告書の金額を出力するので、違いの理由を確かめてから進めます。

裏面や説明のページが混ざる

まとめてスキャンすると、裏面の説明ページも一緒に入ります。説明ページは読み取りの対象から外すので、抜き取ってからスキャンする必要はありません。

最初から全員分を一度に進めてしまう

初めての年は、まず数人分で読み取りと確認の流れを試し、給与ソフトへの取り込みまで通してから、残りに広げると安心です。

6. よくあるご質問

どの給与ソフトで使えますか

メーカーを問わず、CSVの取込に対応した給与ソフトであれば、その取込形式に合わせてCSVを作成できます。

顧問先ごとに給与ソフトが違っても使えますか

はい。読み取りと確認の手順は1つのまま、出力するCSVの形式だけを顧問先ごとに切り替えられます。

まず試してみることはできますか

登録なしで、10ページまでの書類を1回読み取れます。メールアドレスを登録すると、あと5回、無料でお試しいただけます。

料金はいくらですか

年末調整1回分で、1名あたり500円(税別)です。最低20名から(20名で10,000円・税別)ご利用いただけます。

他の仕組みとの違い

この記事年末調整書類をAI-OCRでデータ化する進め方
専用ページ料金・試し方・お申し込み
使い方画面の印の意味と直し方・CSVの出し方
注文書OCR届いた注文書を販売管理の取込形式に

まとめ

給与ソフトの取込形式を先に確かめる

書類の集め方と、確認する人を決めておく

マイナンバーは読まない・残さない

まず数人分で通してから広げる

年末調整書類のAI-OCRについて、お気軽にご相談ください

お使いの給与ソフトと書類の枚数を伺い、進め方をご案内します。登録なしで、10ページまでの書類を1回読み取ってお試しいただけます。

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